AKB48は負けていない

1年ぶりくらいにブログを書きます。

文春のこの記事に怒り狂っています。

なぜJ-POPは韓国に完敗した? 「10年代の音楽業界」が依存したAKB商法という“ドーピング” | 文春オンライン (bunshun.jp)

 

要約すると、

 ・AKB握手商法はコロナで完全にオワタ

 ・その他J-POPもK-POPのクオリティーにかなわんくて死亡

  →AKB(J-POP)オワタ完敗、K-POPでしょ

 

確かにK-POPが高クオリティーのパフォーマンスとおしゃれなかっこいい楽曲をひっさげて流行っているのは事実である。

日本だけではなく、アジア、世界で流行っている。

世界中の人々が、K-POP流行り熱にうなされてるpatientみたいなloverよ・・

(Ambulance/AKB48)(すーめろ結婚おめでとう)(コロナ禍でこの歌絶対歌えん)

 

そして、全盛期に比べてAKB48というコンテンツを追ってお金を払う人が少ない、しかもコロナでさらに減少、ということも事実である。

 

しかし、「AKB48がK-POPに完敗した」というのは一見合っているように感じるが、違う!!!!!と私は考えます。

ちなみに先に何で違うの?という答えを言うと、

様々な意味で、比べることができないから!!です!!!!!

なので、勝ち負けはない!!!!AKB48は負けていません。

 

「え??AKB人気落ちてるし、若い子はみんなTWICE、NiziU、BTS、セブチ、NCTやろ。ブルピンの曲聞いてあがってチャウヌの美貌に酔いしれてるやん?何がちゃうねん」

って多分K-POP好きな人は思うであろう。

(私もK-POP、めちゃくちゃ好きだ。ここ1年は9割K-POPの曲聞いてる、実は。)

 

私が言いたいのは、ここ数年の流行りだけ切り取って、AKBがK-POPに完敗だというのは違う!!!!ということです。

こちとらAKB48、15年の歴史があります。

ここ数年で日本にきた毛色の違うアイドルが流行ってきたからAKBの揚げ足とってAKBはオワコン!って言うのなんか違和感を感じませんか?

 

記事の中で、

たとえファンがそれで納得してCDを大量購入し続けたとしても、ビルボードチャートではそれが人気の証とはならない。“人気錬金術”はもはや機能せず、そのタネも明かされた。 結局、秋元康AKB48でやったのは、古いメディア(CD)から新しいメディア(インターネット)に切り替わりゆく過渡期に、機能不全となりゆく人気指標(オリコン)をハッキングし、その“人気錬金術”(AKB商法)でギョーカイ(音楽、テレビ、芸能界)を占拠したことだった。

 

と書いてあったが、めちゃくちゃAKBを悪者にしていて笑った。

こういう売り方をしたのは事実であるが、実際売れたのだ。別に詐欺でもない。

 

「人気の錬金術」とかかっけー感じ言い方しているが、あの2010年代前半の空前のAKBブームは実はうそっぱちで、誰もAKBの曲好きでもなし、メンバーのことも好きでもないし、話題にもなってなかったのか?

いや、違う。めーーーーっちゃ流行ったのだ、手段はどうであれ。

まぎれもない事実なのだ。

ちなみに、K-POPの方が当たるか分からんけど大量にCD買わせて喋れたり会えるのは抽選!っていうえぐい商法してるし、ここでAKB商法を悪く言うてK-POP上げるのは実は矛盾している。AKBは喋れる分だけCDを買えるので。

 

まあそれは一旦おいておくにしても、同じCDを同一人物にたくさん売ってCD売り上げを伸ばす、というサステナ大逆走は長くは続かないであろう。

しかもAKBがこの商法で流行ってからそれに甘んじてK-POPのようなネットを使った効果的なプロモーションが全然できていない。

 

ただ、それでもAKB48は実際そこそこの人気を一応保っているのだ。

ゆきりんや峯岸さんのメイク動画やダンス動画がバズり、テレビでAKBのヒットメドレーをしたらTwitterで話題になる。

歌番組でアップになったあの可愛い子誰ってトレンド入りする。

 

あと、日本人は懐かしむのが好きなように思う。懐メロ番組も多い。

韓国のアイドルは次々に新しいグループができて新しい曲を出すが、日本の歌手は結局1番のヒット曲をいつまでも歌ってたりする。

正直、数年後日本の音楽番組でBTSがダイナマイト歌ってるかは分からんし。こういうとこちょっと違う気がするんよ。伝われ。

ちなみにAKBはたぶん数年後もヘビロテ歌ってる。

 

いろいろぐだぐだ言ってまとまりがないが、AKBとK-POPはもろもろ違うのだ。

今流行ってるのはK-POP

数年前流行ったのはAKB

かっこいい曲、ダンス、メイクで視覚と聴覚を刺激するK-POP

どこかダサいメロディーと誰かの青春の実写版のような歌詞で心を何度でも刺激するAKB

アイドルの完成形を見せるのがK-POP

アイドルの過程を見せるのかAKB

 (ちなみに韓国は完璧なパフォーマンスだから!AKBは最初できなくても成長するとか甘い!って言うけど、いうて韓国のオーディション番組も成長の過程見せてて凝縮脱落あり厳選AKBでは、と思った。から一概には言えないかもこれは)

 

みんな違ってみんな良くない?

AKB48、負けてますか? 

ヲタクとして新たに気付いたこと①~2019年度~

2019年度、向井地美音ちゃんのヲタクとしてとても充実していた。

 

 

総監督特典(?)でメディアへの露出も増えた。

そして、総監督として臨んだAKB48の全国ツアー。

「髪染めるなら役で染めたい」と言っていたが22歳を目前にブリーチして髪の毛を染めるというサプライズ。(こじはるの助言らしい、納得)

 

 

あと個人的なニュースとしては、向井地美音ちゃんに恋愛のような感情を抱いている状態がもう漸近線すぎて気持ち悪さの限界突破状態になっている(知らんがな)。

 

それはさておき、この2019年度、「ヲタクとして新たに気付いたこと」があったのでそれを共有したくて檸檬堂鬼レモンを飲んだ勢いでブログを書く。

 

この「気付いたこと」とは、

 

①「推しメンとの距離」と「ライブのセトリおよび楽曲感受性」の相関

②推しメンへの好きの本質とは

 

である。

 

まず、①「推しメンとの距離」と「ライブのセトリおよび楽曲感受性」の相関

について。

 

私は、AKB48全国ツアー2019〜楽しいばかりがAKB!〜で最前列も、3階席も経験した。

 

ツアー初日昼公演、チャン玉への知見も少なくなんとなしに早めに行ってチャン玉したら最前列をぶち当てる奇跡。

(チャン玉とはもぐらたたきゲームのような板で、もぐたをたたくのではなくもぐらの出てくる穴にボールを入れるゲームである。)

 

公演より近い距離での推しメン。

もはやレスという概念ではない。文化祭で友達がダンスするから1番前で見に行ったら、その友達がはにかみながら手を振ってくれる、みたいなニュアンスさえ感じた。

(おこがましすぎる)

 

こんな近い距離でずーっとおんちゃんのこと見れる機会多分もうないって思いながらステージの端っこに行ってもずーっと見ていた。こんだけずーっと見られるのも嫌やろうなごめんって思いながら本当にずっと見ていた。

 

おんちゃんのダンスのクセや力の入れ方、表情の変化を目に焼き付けた。

これがおんちゃんか…。「おんちゃんみ」を体中に染みこませた(は?)。

 

視覚的「おんおんパラダイス」状態。

 

幸せすぎた。

 

ところが、この幸せはとんだ落とし穴があった。

 

視覚的「おんおんパラダイス」状態が脳内の記憶や感覚を占領し、ライブ終演後の他のヲタクとのセトリについての会話についていけなかったのだ。

正直セトリが良かったのかどうかなんて全く分からなかった。

 

つまり、目の前の推しメンに目と心を奪われすぎて、楽曲への思いを全くと言っていいほど馳せていなかった。「推しメン」を「視覚的」楽しんでいただけであって、セトリを楽しめていなかったのである。

 

その後の初日の夜公演、レスをぎりぎりもらえる距離感の1階席。

全体を見渡せる。しかし、細やかな表情やダンスのクセは見えない。

その視覚的に「おんちゃんみ」さほど感じなかったため、セトリや楽曲も噛みしめることができた。

このときようやくヲタクたちが昼公演後「セトリが良い」と口を揃えて言っていた意味が分かった。

 

その次に私が出席したツアーで、アイドル側からは豆粒にしか見えないであろう3階席を経験した。

最前に座っていたときは、出てきた瞬間私たちに気付いて微笑んでくれたおんちゃんが、どんなにあがいても気付いてくれない距離にいることが曲が進むにつれてじわじわと悲しくなってくる。

 

レスがもらえ「ない」ことが当たり前と思って生きてきたし、自己肯定感が低すぎて劇場公演でさえレスを察知できなかった私。そんな私でも感じることができた最前でのあなたからの視線…。

 

人間は欲深い。

あの最前の「おんちゃんみ」あふれる距離を1度経験したら、毎回欲しくなる。

 

3階席の視覚的な「おんちゃんみ」はほぼ0で、ライブの雰囲気と楽曲の良さのみを感じた。楽曲の歌詞が脳内を駆け巡り、全ての楽曲がおんちゃんのためにあるという感覚に陥った。

すると、今までのおんちゃんのAKB48での足跡と楽曲を照らし合わせて感傷に浸り号泣してしまった。

 

曲が進んでいっても、やはり所詮アイドルとヲタクの距離はこの3階とステージなのだという悲しみは変わらない。

そんな中、最後の曲である「君と虹と太陽と」がかかる。

 

♪君を守りたい僕の腕の中 太陽になって ほほえみの虹を待とう

 

はっとした。

気付いてもらえるとか、近くで見たいっていうのは自分のエゴと承認欲求でしかないと気付いた。

私は大好きな君を守りたいだけ。

この3階席の私、太陽なのでは…?

君(おん)と虹と太陽(私)となのでは…?

 

という歌詞解釈をするほど楽曲への感受性が豊かになった。

 

これらの経験を踏まえ、

 

「ライブでの推しメンとの距離が近ければ近いほど、楽曲やセトリを噛みしめる感度が下がってしまい、

ライブでの推しメンとの距離が遠ければ遠いほど、楽曲やセトリを感覚を研ぎ澄まして感じることができる」

 

と気付いた。

 

というブログでした…。

 当たり前っちゃ当たり前のことかもしれないけど…

 

長くなりすぎたため、

「ヲタクとして新たに気付いたこと」②推しメンへの好きの本質

は記事分けます…。

 

2020年も美音ちゃんは全国ツアーやる気満々で嬉しい。

 

さらに、全国ツアーのことで追記…

最前でライブを見ると、ずっとおんちゃん見つつも嫌でも岡田奈々さんや村山ゆいりーさん、柏木由紀さんのパフォーマンスが目に入った。

言葉ではうまく言い表せないが、何故この方々が人気があり、パフォーマンスが良いと言われているかが本当に納得できた。

私がいつもNMB劇場で見てるのダンスが上手いと言われてるメンバーの「巧いダンス」とはまた違う、「魅せるパフォーマンス」で人々を魅了していた。

 

こんなパフォーマンス良いメンバーを推すのは楽しいだろうなって思った。

 

美音ちゃんは、正直に言うとこの方々にはパフォーマンス面では劣っていると思う。

ヲタクのエゴかもしれないけど、この方々のようなパフォーマンスを目指してほしいと思ってしまった。

しかしこれはただの理想の押しつけではなくて、美音ちゃんツアーの回数を重ねるごとに上手くなっていることを実感したからこそ出てきた感情であった。

総監督になりどうしても自分のことは後回しになってしまうかもしれないけど、卑下せず自信を持ってまだまだ上を目指してほしい…

 

まぁヲタクが願わなくても美音ちゃんはできると思うので、ヲタクわいはひたすら健康であることを祈ります。

サステナブル

内定出て就活辞めたら人と喋る機会増えたからか、ブログに吐き出したい欲がなくなりブログさぼってたお久しぶりです(◡̈)/

 

AKB48最新曲、サステナブルについて(いまさら)

 

センターが私があまり好きではない矢作さん。そして歌詞を聞いて、これって矢作さんの(元)彼氏が矢作さんと文春にすっぱ抜かれて「あれっきり」な関係になった歌なのでは…となって。

 

割と爽やかで王道アイドルソングなのに、こりゃ好きになれんな、と思ってた。あれっきりーこれっきりーと耳に残るキャッチーさに苛立ちを覚えるくらい。

 

しかも私の推しメン、愛する向井地美音ちゃんの序列が謎に低い…

 

サステナブル

 

sustainable

 

持続可能性

 

恋愛の持続可能性を歌った曲である。

 

 

MVが公開された。

これまでのMVのオマージュや、過去のAKB48のCDを持つそれぞれの時代の女の子たちが散りばめられたMVであった。

 

このMVを見て私はハッとした。

 

矢作さんの彼氏が"あれっきり"=文春でこの関係が終わっちゃうの〜もう萌ちゃんとイチャイチャできないの〜(;_;)の歌じゃなくて、これはAKB48の持続可能性、サステナブルの歌なのでは…?

 

と思ったところで、私の最愛の人がツイートをする。

 

 

#サステナブル MV解禁されました!

どの時代にも私たちの生活のそばにはいつもAKB48がいる、そんな素敵なテーマのMVになってます😌💐

 

 

やっぱりそうか……!私の考えは間違ってなかった。

これは、恋愛の持続可能性を歌っているようで、実はAKB48の持続可能性を暗示しているッ……!

 

サステナブル 

 

海の季節は終わってしまった

[→AKB48の全盛期は終わってしまった]

 

君を一度も誘えなかった
忙しいって聞いてたから
悪いかなって躊躇した

僕のスマホに残ってた写真
微笑む去年の水着の2人

[→いつからかなくなった夏曲水着]


恋が盛り上がってる時は
気づかないことがある

[→AKB48が人気絶頂のときには気づけなかったこともある。ピークが終わった今だから気付けること、できることをしていこうね]

 

あれっきり(あれっきり)
これっきり(これっきり)
そんなの悲しすぎるじゃない?

[→AKB48があれっきりこれっきりなの悲しすぎる]


どんなことあったとしても

[→新潟事件あったけど]


ずっと好きでいさせて

[→ずっと好きでいさせて、AKB48]

 

自分たちを客観的に
振り返っちゃダメなんだ

[→客観的にヲタクを見たらダメ、一般人からしたらヲタクはキモいに決まってる]


どんな風に思われてもいい
もう一度 もう一度 君を誘いたい

[→ヲタクと一般人にバレてもいい、もう一度 もう一度 推しメン、AKB48に会いに行きたい]

 

あれっきり(あれっきり)
会ってない(会ってない)
このまま忘れられるものか

そう本当の気持ちだから
ずっと好きでいさせて

[→後ろ指さされても、本当にAKB48が好き、ずっと好きでいさせて(好きでいるためにはAKB48が存在し続けなければいけない=サステナブル、持続可能性)]

好きでいたい ずっと

 

 

どの時代にも私たちの生活のそばにはいつもAKB48がいる。

私もそうでした。

高校生のときに好きになったAKB48は、それ以来私の思い出に寄り添ってくれました。

 

高校生のとき片思いしてた人を思いながら聞いた「Choose me!」や、「彼女になれますか」

 

ガリ勉猛勉強!!の大学受験がようやく終わってテレビをゆっくり見れるようになったときにCMで流れていた「So long!」

 

大学で部活がしんどかったときに聞いた「高嶺の林檎」や、「不毛の土地を満開に・・・」、「光と影の日々」

 

 

未来の私たちの生活のそばにもいつもAKB48がいてくれますように。

 

サステナブル

 

 

 

 

就職浪人した理系院生女の就職活動2年目の話 ①

前回の続きです。

就職浪人した理系院生女の就職活動2年目の話①

インターンシップ編です。(10月~3月)

 

(前回のダイジェスト)

化粧品や食品を目指すものの就活に苦戦し、気を病みながらもやっと出た3つの内定。

そのうち1社に決めて内定を承諾したものの、その会社が数少ない日本の営業所で自殺した人がおり、不当解雇で裁判沙汰なうだと判明。

この時点で8月、研究もやばい、でも研究するなら就活はこれ以上できない、自殺企業に行くしかない。

なら、もう1年就活をしようとなり1年目の就活の幕は閉じました。

 

参照 前回のブログ

https://sakusakuonon.hatenablog.com/entry/2019/06/17/025402

 

 

秋です。就活終わったばっかやのに、また就活をしないといけません。そう、インターンシップです。

また就活するんかい、就活何年すんねんほんまにって感じです。いや2年目なんですけど。

 

既に夏のインターンは終わっているため、秋冬のインターンを申し込みました。

 

自殺企業は製薬会社でした。他の内定もらったとこも薬の受託製造だったのでまぁ製薬でした。

ちなみに去年、製薬はこの2つしか受けてません。製薬の内定率100%!!!私、製薬向いてるんじゃね?

って調子に乗っていたので今年度も製薬を受けようと思っていました。

 

でもろくに製薬のこと知らなかったし、今年度も受けるなら知ってた方がいいと思い、AnswersNews(製薬業界のニュース記事、もちろん無料)を毎日研究室のパソコンで見始めました。

(製薬目指してる人AnswersNewsおすすめですよ)

 

自殺企業はMR職(営業職)での採用、もう1つの内定は生産管理や品質管理職での採用でした。

いざ内定が出て、本当は工場でぜんっっぜん働きたくないと気付いたので(気付くのおせぇ)、来年は絶対工場勤務系は受けないと決めました。

 

MR職は周りからめっちゃ反対されたし、"今後いらなくなる職業"とかも散々言われていたけれど、めっちゃ私に向いてるなぁって我ながら感じていた。

(私はめっちゃコミュ力ある明るい体力ある体育会系ブス。そりゃ病院何個も薬の説明するためにハシゴしておしゃべりするの向いてるやろ。って思った)

 

自殺企業だからMR職だめやったけど、日本でちゃんと有名なでっかいとこならMRでも良くね?と思い、自分が知ってる製薬会社のMR職のインターンをぽちぽち申し込みました。

 

あと、MRじゃない職種で工場勤務じゃない開発職や研究職も見ようと思い、そっちの募集があるときはそっちの職種で出しました。

 

ちなみに、このとき私はまだまだ全然製薬のこと分かっていませんでした。

私の所属である農学部から大手製薬の研究や開発に行くこと、割と厳しいです。それも分かっていませんでした。(爆)

しかも製薬の研究って、本当に色んな研究職があって、薬の元となるものを探す研究、錠剤にするための研究、薬を大量生産するための研究、などなどもうめーーーーっちゃ段階踏んでます。

それも、なんとなくしか分かっていませんでした。(爆)

 

さて話は戻り。

散々ES書いてたし、割と多くのインターンにサクサク応募しました。

食品や化粧品に比べて製薬は質問あんまなくてESが楽でした。なので製薬ばっかインターン出してたし、食品と化粧品は何個か出したけどほぼ全落ちでした。(あとで書くけど化粧品は1つだけ受かった)

 

なななんと!!!

MR職のインターン、おそらく書類は全通?でした。

理系院生ってだけで多分通った。

後々さらに実感しますが、製薬業界はかなり学歴フィルターあります。食品や化粧品より絶対ある。

 

A製薬は書類通ってからグループワーク選考がありました。

しかもそのインターン、MRだと思ってなくて開発のつもりで出してグループワークの会場行ったら文系の人が居て。あれ、これ開発じゃなかったでしたっけ?と学生皆がいる集合場所で言って(人事はまだ来てない)、"これMRの選考ですよ"と言われる始末(爆)

 

そしてそのグループワークも合格しインターンへ。

 

このことを後でインターン当日にその場にいた人に突っ込まれて、やべぇやついるって思ったと言われました。

ほんまに適当馬鹿野郎なんです、私……

 

そして、このインターン、忘れもしません。

本当に苦痛のインターンでした。MR職、絶対嫌って思いました。

 

インターンの会場に行くと、6,7人のグループが5つ作られ、そのグループで丸々2日間ワークを行うというものでした。

 

私のグループは地方国立大学の院生や、関関同立の院生、阪大の院生(しかも某イケメン芸人激似、天は二物を与える)、そしてまぁ悪口なんですけどFラン大学の薬学部がいました。

 

後の飲み会で聞いても、ほぼ文系居なくてFラン薬学部と○○薬科大学、理系院生がほとんどでした。

 

私のグループのFラン大学薬学部、もう言葉では形容しがたいんですけど。本当に無理でした。

本当に私と合わなくて、まぁ私も悪いとこあったんですけどめっちゃ私を責めるし、私を馬鹿みたいな扱いするんです。

これが2日間続きました。

もう、本当に泣きそうになった。

でもこいつがグループでガツガツリーダー基質で進めていくしこいつを皆おだてる。

しんどい。私はヘラヘラするしかありません。

飲み会でも"こいつ(グループワークの)クラッシャーだったから。笑"

みたいに言われた。

ここに書くだけで本当にしんどいくらい、もうめっちゃ引きずりました。

 

てか全体的にFラン大薬学部や○○薬科大学、関関同立のノリが無理すぎた、極論。そもそも。

まぁそいつが嫌いになったから芋づる式で全部が嫌になったとこあるけど。(白目)

 

飲み会は2日間どっちもあって、こんな嫌なやつがいるのに女の子に誘われて結局2日とも行くっていう。

(女の子大好き) 

 

まぁ、とりあえずFラン大学薬学部とMR職がトラウマなったインターンでした。

 

(ちなみにこのA製薬はインターン行くと本選考の一次面接免除だったそうですが、私は本選考出しませんでした。てへ)

 

薬学部とはいえFラン大学のやつと働くと思ったら、学歴しかとりえがなくて(でも、とりえというほどの学歴ではない)、学歴の呪縛ガチガチの私は許せませんでした。まぁ言うたらFランと同じ土俵に立ちたくなくてMRはやめました。

(まぁ何個か本選考結局出したんですけど)

 

まぁただ1つだけこのインターンの良かったとこは、上にもちょっと書きましたが、グループに阪大院生イケメンがいたこと……

インターン2日目の飲み会の帰り一緒で、別れ際にバイバイってしてお互いちょっと離れたのに"あっ!LINE教えて!"って言われたのだけは久々にドキドキしてニヤけた。まぁ別になんもなかったんですけど(爆)

 

ちなみにこのイケメン、早々に大手外資製薬Bの開発職の内定が出たらしい。TOEIC800か850ある言うてたし、まじですげぇほんまに……しかもイケメン…なんやねんほんま…そしてFラン大学薬学部のように攻撃的でなく優しく控えめ…天は二物以上をを与えておる…

 

さてA製薬インターンの話は終わり。

O薬品のMRのインターンも受かってたので行きました。これはどちゃ平和でした。ちなみに1day。

 

あと製薬じゃないけど、ムロン、○○○○(浅田真央voice)も営業で出してインターン行きました。これも平和でした。そしてこれも1day。

 

あと何個か書類通ったけど、製薬外資M(開発職)、OTC医薬品(ドラッグストアで買える薬)のK製薬(研究開発職)は面接で落とされた。

 

今更なんですけど、私の言う製薬会社っていうのは、病院で処方される医療用医薬品というくくりの医薬品を作る会社のことです。

ちなみに、医薬品の売上9割がこの医療用医薬品です。

そして上記にもありますが、ドラッグストアで買える医薬品を、OTC医薬品と言います。(こっちの方がCMしてるし馴染みある人多いでしょうが売上は医薬品のうち1割程度)

 

C製薬(開発職で受けた)は変な選考の仕方で、予約して履歴書を持って行ってそこで1人でマーケティングみたいな課題出されて多く正解したら面接に進める、ボーダーラインは履歴書の内容で選ばれる。みたいなやつでした。

 

私はバカなのでその課題全然できなくて面接にも進めず落ちました。

 

あと開発職はS製薬とかも出したけど書類で落ちた。

 

そんなこんなで、MRは受かるけどほかの職種は受からなかった。

 

 

しかし!!!!

なんと研究職で出した某製薬会社△が補欠合格のような感じで合格し、関東の研究施設までインターンに行くことになった!!!!!!!

もう大事件だ。意味がわからなかった。

あんま言及するとバレるから言わないけど本当に私なんぞが受かるわけないと思っていた。

後に開発職も募集かかっていたが、先に研究職で出したら合格したので開発は出さなかった。

 

開発の募集が先だったら、きっと開発で出してたし、研究職も出さなかったかもしれない。

そしたら私がこの研究職のこの部門の職種と出会うことはなかったから、本当に運が良い。

 

(ちなみに私がこの後内定をいただくのは、この製薬会社△ではないが、違う製薬会社の同じ職種である。)

 

上にも少し書いたが、研究職も色々部門があって、ESの段階で希望部門を選ばなければならなかった。農学部の私がまだできそうなバイオ医薬品関連の部門を選んだ。

(無知すぎる、適当すぎる、バイオってついてるから選んだのだ)

 

しかも、インターン当日どの部門選んだか忘れて、後で部門ごとに別れると聞いてサーーっとなった。

わいどれやっけ……どこ行けばええねん…

まぁ配られた自分の名札に部門書いててくれたからなんとかなったけど。

 

このインターン、ほぼ説明とおしゃべりと立食パーティーと研究施設散歩で終わった。

 

研究概要の発表あるからUSBもってこいって言われてどちゃくそ緊張したのに、なんと当日に "あ、それやらないから!そんなんやってたら時間ないない。人事が勝手に決めたけど断った。笑" と言われ、めっちゃ準備して死ぬほど緊張したのになんやってん。となった。いや、それなら言えや……

 

ちなみに最初の会社説明とざっくりとした職種説明、ボストンにいる研究員との謎の中継はインターン参加者全員でやって、その後は部門ごとに別れた。

 

研究発表は部門ごとに別れた後に行うタイムスケジュールだったため、私の部門だけ研究発表しなかったのか?と思ったが、帰りのバスで違う部門の人と話したらその人達の部門もやらなかったそう。

 

ほんまなんやねん。

 

まぁめっちゃ平和だったし、私の参加した部門に同じ大学の先輩の主任研究員がいて、2個上にも先輩がいると聞き、だから私ES通ったんや、と納得。

 

仕事内容も、ゴリゴリの研究というよりは技術研究、分析って感じで逆に博士課程の人はほぼとらないし、薬学の知識も、そないいらん。まぁちゃんと勉強せなあかんけど。って感じやった。

 

しかも、私は植物の研究をしていて畑違いすぎるのではないか、めっちゃ不安がっていたら、全然大丈夫!私もなんも分からなくて入社したけど、皆優しいからいっぱい教えてくれる!と社員さんが言ってくれた。優しさの塊だった。素敵……。

 

適当に選んだ割にはすごい自分に合った(?)良い部門を選んだ。

 

このインターンが11月だった。

 

このあと再び、私の部門の11月のインターン参加者が一部集められ、3月に山口の工場隣接の研究所にインターンに行った。

なぜかというと……

本当はこの部門だけずっと山口だったが急に2020年度から関東の研究本部と同じとこに移ることになったのだ。

11月のインターンの段階では、私の部門は全然研究室が出来上がってなくて、なーーんもないコンクリート打ちっぱなしの状態だったのだ。

だから、実際の施設を見るため、業務体験をするために山口へ。

 

そして、私の最大の敵である(?)研究発表を今度こそほんまにやることに。

 

研究発表を希望者はしてもいいと、希望の有無をインターン前に聞かれた。

そんなんしたくないに決まってる。

私の研究、植物やぞ…?そんな発表をこんな立派な製薬会社の人たちに聞かせるなんて恥ずかしくて死ぬ。

でも、しないなんて言えない。印象悪くなりそうやし…だから、研究発表を希望した。

 

ちなみに当日参加者は6人(11月のインターン参加者の西日本の人だけ集められた)で、2人は研究発表しなかった。

いや絶対みんなするやつやと思ったわ…。

 

まぁ研究発表したら、ズラーーーーっと並んだ製薬会社△の研究員たちに質問される訳ですよ。

まず最初の質問の人の第一声に、発表ありがとうございますって言われるんですけど、私の発表のあと。

 

"とても楽しい研究発表ありがとうございます"

 

って言われていや、楽しい……?ってなった。あなた達のためになる研究でもないし、これが分かったからとて!みたいな研究だから、楽しいと形容されたのか…?若干バカにされていたのかもしれない…

 

ちなみに私以外の発表者はゴリゴリお薬に関わる研究で私は浮きに浮きまくった。

 

まぁそんなこんなで恥ずかしい思いをしつつもその後業務体験をし、インターンは終わった。本当に皆社員さんが優しかった。

ちなみに、このインターンの前日、夕方に山口集合で、そこから懇親会があってフグ食べた。

美味しい日本酒も飲んだ。なんか肉も食べた。

もちろんタダである。交通費も出る。宿泊費も出る。

 

まぁ言うたら最高のインターンだった。研究発表は嫌だったけど。

 

製薬のインターンは以上です。

 

そして、化粧品も1社だけインターンに受かり、研究所でシャンプーやトリートメント、ワックスの開発体験をした。

めっちゃ楽しかった……自分でどの原料や香料を使うか選べて、自分好みのものを作れた。 

こうやって試作を重ねて、化粧品は作られているんだなぁって体感出来たし、なにより自分の作ったシャンプーなどを持って帰れたのと、お土産でめっちゃ高級なシャンプーのセットも旅行用サイズだか貰えた。

 

このインターンは本当に楽しかった。

ただ研究所が滋賀のド田舎っていうのだけがネック。まぁ研究所なんてどこもそんなもんやけどな。

 

 

……というように、中々順調な滑り出しな就活。

長くなるのでここでインターン編として終わります。

 

色々インターンについて行くべき、行かなくていい、とか意見が飛び交っていますが、私はインターンは行くべきと思います。

インターン行って成長するとかより、インターン行ったっていう肩書きが他の企業受けるとき好印象になります。ちゃんと解禁前に、この業界に興味を持って動いているという事実の証明、みたいなもんです。

あと企業の雰囲気も分かるし。

 

私もインターン行ってない製薬受けるときに、すごいプラスになったと感じました。

 

 

次は本選考編です。

てかなんでこんな滑り出し順調やのに7月まで内定出なかったんでしょうね、ハハ(大田りおなちゃんvoice)

 

こんな長くて専門的な内容やのに読んで下さり、ありがとうございました。

 

さくら

 

 

 

 

推しメンは人工甘味料

前回のブログで、推しメンへのこの"限りなく恋に近い感情"になんという名前をつけたらいいのか分からない、という話をしました。

 

そして、これについて親しい女ヲタ4人で集まったときに、なんとなくこの謎についての答えが出たので、ここに書かせていただきます。

 

 

結論:  推しメンへのこの気持ちは恋。

というか恋だと体が錯覚して、恋しているようにな状態になっている。

(以下これを、"推しメンへの思いは擬似恋説" と言う)

 

最初は私も一瞬、 "えー恋ちゃうやろ" と思っていたのですが、ハッとした。

 

 

"人工甘味料"

 

 

これは、人工甘味料と同じだ、と気付いたのです。

そして、この "推しメンへの思いは擬似恋説" があながち間違ってないないと思った。

 

人工甘味料?なんやねんそれ、と思う人もいるでしょうし、いや何かは分かるけどなんでやねん、と思う人もいるでしょう。

 

以下、理系キモヲタのこの説への裏付けです。矛盾点もあるでしょうが温かい目で見てやってください……

 

最近、0カロリー(低カロリー)のジュースやお菓子がたくさんコンビニやスーパーに並んでいますよね。

 

なんでちゃんと甘いのに、こんなにカロリーが低いか知っていますか?

 

簡単に言うと、砂糖ではなく、"砂糖のようなもの(=人工甘味料)"が使われているからです。

 

糖は分解されて脳や体のエネルギーになります。

 

一方、人工甘味料は、糖に似た構造をしているので舌では甘く感じますが、糖ではないので体内で分解されず、そのまま排泄されます。(つまりエネルギーにならない、カロリー0)

 

人工甘味料を舌が本物の糖だと錯覚して、甘い、と感じるのです。

 

これ、さきほどの "推しメンへの思いは擬似恋説" と似ていませんか?

 

推しメンへの思いも限りなく恋に近く(=人工甘味料)、本物の恋(=砂糖)だと錯覚してドキドキ(=甘い)している。

 

よって、この"推しメンへの思いは擬似恋説" は正しいのではないか、という結論に至った。

 

 

女ヲタにとって、推しメンは、甘い、甘い人工甘味料のようなものかのかもしれない。

 

 

しかし、この人工甘味料が怖いのは、本物の糖ではないため、脳のエネルギーにならないという点だ。

 

ちなみに、脳のエネルギーになるのは糖だけ。

 

どれだけたくさん人工甘味料の使ってある甘いものを摂取しても、脳はエネルギーを得られません。

いつまでたっても脳はエネルギー不足なのです。

だから、またすぐ甘いものを脳が欲します。

また、人工甘味料の甘いものを沢山摂取します。

脳は満たされません。

 

……推しメンでも同じようなことが起きているのでしょうか?

 

公演に行ったら感想を言いに握手に行きたくなる。

握手に何回行ってもまた握手に行きたくなる。

いつまで経っても満たされない。

 

女ヲタにとっての推しメンとの究極のゴールはありません。

男ヲタにとったら繋がることが究極のゴールなのかもしれませんが。(繋がり、ダメ、ゼッタイ)

 

それを分かっていても、女ヲタはまた推しメンに会いに行きます。

 

推しメンは、人工甘味料、?

 

 

 

 

 

 

 

 

この気持ちに、なんという名前をつけたらいいのか

私の推しメンである、大好きなAKB48 総監督の向井地美音ちゃんについて。


私は女です。


女なのに女のアイドル好きなの?レズ?


とよく言われるし、親にも長年仲良い友達に疑われたことがあるが、レズではない。

恋愛対象は一応、男の人である。


じゃあ、憧れてるの?アイドルになりたいの?


それも違う。

憧れっていう感情は全くない。

こんなブスが、あんな可愛いアイドルに憧れるなんて、おこがましいと思ってる。


私のイメージでは、"憧れ"って実際に努力してなりたい像、手が届く、みたいなニュアンスがあるように思う。


私は向井地美音ちゃんに、なりたい訳ではない。


私以外の女ヲタクの人で、上記の


①恋愛対象が女性の女ヲタク

②アイドルに憧れている女ヲタク


も多分たくさんいると思う。

てか女ヲタは上記の2種類と、


③可愛い女の子が頑張ってるのを支えたくなるスポ根、母親系女ヲタク


に主に分類されると私は考えてる。


まぁ③の感情は、①と②の女ヲタも "アイドルが好き" なら誰しも持っている感情なので、正確な分類とはいえないかもしれないが。


私はどれかに分類されるなら、③だ。


しかし、正直私は③もなんだか違う気がする。

好きになりたてのころは、きっと③だった。



じゃあ、なんなの?

 



分からないのだ。

自分でも分からない。


でも、限りなく恋愛に近い、無償の愛が湧き出てくるような感情。尊敬する気持ちもある。

やらしい話、いくらでもお金を注ぎ込める。

あなたがいるならどこへでも行ける。


そんな感情。



この気持ちに、なんという名前をつけたらいいのでしょうか?




みーおん こと 向井地美音ちゃんは、1998年1月29日生まれ。埼玉県出身のAKB48のチームAに所属するアイドル。

 

なぜ好きか?

 

大きく2つの理由があります。

 

(まぁ年々好きになり、最近は理屈じゃなくてただただ好き、みたいな状態になっているんですが)

 

 ① 見た目が可愛い

 ② 賢く優しい


これをつらつら書いていきます。


 

① 見た目


見た目、というのは顔(大きいおめめ、短い人中、ぷっくり唇などなど)もそうですし、そして身長である。小さい。おんちゃんは身長が150cmほどしかない。

 

まぁ別に小さいから好き、という訳ではないんですけど。好きになったら、小さいとこが本当に愛おしく思える。


ほかのメンバーと並んだら頭一個分くらい小さいのを見て、キュンキュンしてしまう。

 

私がみーおんを好きになった、というか気になりだしたきっかけは、15期が研究生の白と青のセーラー着て、名前のゼッケン持ってる、あの写真だ。

まとめサイトで、この子が可愛い、この子はセンター候補だ、なんてやいやい言われていた。


その中で、私は向井地美音ちゃんがこの中では1番可愛いなって思った。これが始まり。

 

ちなみに当時、私はAKB48の情報は全て "AKBタイムズ" というまとめサイトから得ていた。

そして、在宅。

そのときはまだ1番好きなメンバーは佐藤亜美菜ちやんだった。

まぁみーおんをどんどん気になり出してるくらいのタイミングで卒業してしまうのですが。


正直、この2013年~2014年の時系列やできごとはあまり覚えていないし、もしかしたら記憶違いもあるかもしれない。寛容な心で見てください。

 

そこからまとめサイトをチェックしているうちに、向井地美音ちゃんがアンフェアに出ていた子役だったこと、またその身長の小ささから、当時エースの大島優子とかぶるな、と思うようになった。


というか、まとめサイトでみーおんは優子っぽいとかかれていたから、確かにって思っただけだ。

まるで自分がその事実から紐付けたみたいな言い方をしてしまったが。

 

そして、向井地美音ちゃんにとって最初の転機となるできごとが起こる。

当時エースである大島優子さんが、ヘビロテの後継者をなんと当時ほぼ無名の向井地美音ちゃんに託したのだ。これは朝のワイドショーとかにも取り上げられてましたね。

 

私は、この様子を見て

「いや、みーおんは元々肩書きが優子っぽいとこあったし、そんな驚くことでもないでしょ、てかみーおん知らんの君ら??」

と思った。

まぁ全てまとめサイトに書いてあったことだから知ってただけなんですけど。

 

そして、決定的に向井地美音ちゃんのことを1番好きなアイドル!!と思う瞬間がくる。

(向井地美音ちゃんを本格的に好きになるちょっと前から、NMB48白間美瑠ちゃんのことも好きだった。てかみるるんのことは今も大好きだ)

 


向井地美音ちゃんの初ソログラビアが雑誌に掲載されたのだ。



そのオフショットを見て衝撃を受けた。


可愛い!!!

……ええええ可愛い?!?!え?!めっちゃ可愛い、しかもおおおおおおおおっぱい……!!


この瞬間から、向井地美音ちゃんの"ヲタク"になったと言えるであろう。


まさかのグラビア新規である。

我ながらキモすぎる。


その後のAKBINGOで、男装したメンバーの彼女役をするのだが、それも可愛いすぎた。

さらに好きになった。


その年の総選挙も、去年までは亜美菜ちやんに投票していたが、向井地美音ちゃんに1票入れた。CD1枚だけ買って。

(その4年後の総選挙で、ピーーー票向井地美音ちゃんに入れることを、まだこの頃の私は知らない。)


つまり、私は向井地美音ちゃんのことを、見た目から好きになったのだ。

だから好きな理由の1つも、もちろん見た目である。


女ヲタの知り合いから話を聞くと、推しメンの顔はそんなにタイプじゃない、という人がいる。

パフォーマンスを見て好きになったと。


推してるアイドルみんな胸小さい、大きいとちょっと嫌かも、と言う人もいる。


私は、顔がタイプで可愛くないと好きにならない。どんなに性格が良くて、対応が良くて、パフォーマンスが良くても。


あと好きになった子が胸大きかったら、めっちゃ嬉しい。


色んなヲタクがいるものだ。

てか私、改めて気持ち悪いヲタクである。



話は戻り、みーおんが好きな理由の2つ目である


②賢く優しい


という点について。


向井地美音ちゃんは大学は行ってないものの、中学まできちんとお勉強をして、高校もアイドルをしながらも多分それなりに勉強していたであろう。


"みーおんは賢い"


それは最近、ここ1年くらいでみーおんヲタク以外にも広まり、認められつつあると思う。


これは学業の勉強とはまた違うかもしれないが、AKB48センター試験でもメンバー内で1位だった。

元々AKB48のヲタクだったのもあるが、試験に向けて自分でさらに勉強していて、ここで勉強面での頭の良さが生きたと思う。


さらに、これをきっかけに総監督を目指すようになり、総監督になっちゃうんだから本当にすごい。


もう誇らしい、本当に誇らしい。


それはさておき、(ここで語り出すと止まらなくなる)


今年になってクイズ番組に出て活躍したり、レギュラー出演する経済のラジオでもその日のおさらいクイズに正解し続けている。


我々みーおんヲタクは、もちろんヲタクなのでみーおんが賢いのは知っていたが、今になってこうやって"賢い"ということがみーおんヲタク以外、さらには一般にも広まり、それを武器に活躍しているのを見るととても嬉しい。


どうしても、アイドルといえば、おバカで可愛いのが定番で好かれやすい。

アイドルといえばと言うか、世間でもそうだ。

多くの男は自分より高学歴な女と付き合いたくないだろう。

彼女もいっそおバカだったら良かったのかな、思ったことがあるというようなことをつい先日ラジオで言っていた。

これを聞いたとき少し泣いた。

そんなことを思わせてしまう世間が憎い。


私も、勉強をかなり頑張った人間だった。

大学に入るまで、勉強ができるに越したことはないと思ってた。


大学に入ってから徐々に、世間を知る。


女は広義の可愛いでいればそれでいいのだ、と気づく。


極論、顔が可愛ければちやほやされるし、勉強、学歴、スキル!!の鎧をつけなくても人生安心安全イージーモードなのである。


むしろガッチガチに鎧を装備したら重量オーバーで入れない世界もある。


可愛い子が勉強するということは、安心安全な状態なのに、真面目に私たち一般人、ブスと同じ勉強という戦にあえて立ち向かうということ。


……素晴らしすぎる。尊敬に値する……


こちとらブス、勉強するしかなかったのだ。

可愛い女の子が勉強なんてしなくてもイージーモードなのに自らの意思で勉強するのと、ブスがしゃあなし勉強するのではこのように意味合いが少し異なると思っている。


だから、私は勉強を頑張ってるアイドルや、頭の良いアイドルが大好きだ。


そして、賢い向井地美音ちゃんが大好きだ。


これまでの賢いは、お勉強面での賢いを指す。


しかし、勉強ができると、頭の回転が早く器用にこなす(=頭が良い)、は別物である。


なんと!!!!

みーおんは、お勉強もできるし、頭も良いのだ。

それは、特に彼女のSNS如実に現れていると思う。


私は向井地美音ちゃんを好きになり、彼女の(今は亡き)Google+(ぐぐたす)を見るようになった。


私は白間美瑠ちゃんのことも好きだ。


2人のぐぐたすを見ていた。

文章力が違いすぎた。


この時点でこの子はマメで頭が良いな、という印象を抱いた。


みーおんは、本当にしっかりとした文章を書く。

今日1日何したかをまとめ、告知も忘れず、毎日更新してくれる。


また、私はtwitterでヲタク用のアカウントを作成した。(2014年 11月くらい)

この時点ではみーおんはまだtwitterをしていなかった。

しかし、同性のヲタクの知り合いが欲しかったからという理由で始めた。

大学の男の先輩と合流してAKB48の全国握手会に参加した(ちなみにみーおんはおらず、こじはるとなっつんと握手した)こともあったが、気軽に誘える女の子の友達が欲しかったのだ。


そこで、色んなヲタクのヲタク活動を見るようになる。

みんな公演に行ったり、たくさんCDを買って握手に行っているらしい。

有料のモバメをとっている人もいるようだ。


私はそれに感化され、ほぼ在宅からの成長を遂げる。

私は関西に住んでいたし、大学で部活もしていたので遠征は難しかったため、NMB48の握手やライブ、公演に行き始めた。


しかし、みーおんにはなかなか会いに行けずにいた。


それでも、いわゆる"モチベ"が下がることはなかった。


それは、彼女の発信してくれる言葉や写真が、実際に直接見ることはできなくても私の心をつなぎ止めて離さなかったからだと思う。


ぐずたすでは"歌詞クイズ"と呼ばれる、ぐぐたすを投稿をした後にみーおんが歌詞の一部をコメント欄にコメントし、その歌詞の曲目をヲタクが自分のコメント欄で答える、というものがあった。


正解したら、そのヲタクのコメントにtwitterでいういいね!(+1)を押してくれるのだ。


ぐぐたすに一日の終わりにコメントし、歌詞クイズに答える。

本人から+1が来る。


最高だ。


しかも、後にやっとみーおんに会いに行けたときにぐぐたすを見ている旨を伝えたら、

「名前なに?」と聞かれ、「咲良だよ」と答えたら、「あー!分かる!」と言ってくれた。

正直本当にぐぐたすにコメントしてるだけで名前を覚えてくれているのか?と疑った。


しかし、その後の会話的にも本当に覚えてくれているようであったし、すごいと思った。記憶力もいいのだ。脱帽。


その後すぐ名前と顔を一致させ覚えてくれた、いわゆる「認知」である。

まぁ数少ない女であったということもあるが、本当に嬉しかった。


そして、モバメと呼ばれる有料メールをとるようになって、さらにみーおんに引き込まれていく。


みーおんのモバメの良さの説明が難しい。

1日何通も、何しているか、何を考えているか、本当にちょっとしたことも報告してくれる。

すごく彼女のことを知っているような気分になれる。

私は彼女のモバメが大好きだ。


また、755というヲタクのコメントを拾って答えるというSNSもはじまり、彼女はたくさんのSNSをそれぞれの特徴を考えた上で使いこなしていた。


さらに現在はそこへtwitterが加わり、Instagramも加わったが、今も器用にこなしている。

俺らのぐぐたすはお亡くなりになったが……


このように、SNSを使い分けつつマメに更新し、その内容も充実、しかもその内容を伝える語彙力、文章力があるからさらに満足感が上がる。


これがみーおんに在宅ヲタクでも推し続けてくれる人が多い理由だと思う。

 

あとは、良くも悪くも、SNSを見てる全員にほぼ平等なのである。

つまり、ヲタクをえこひいきしない。


755で私信を送ったりある一定のヲタクにばかり返したり、twitterでもヲタクのリプに直接反応したりしない。ヲタクのツイートにいいねもしない。


これは彼女の方針であると思う。

755で最初、15期のトークでしか返信しなかったときがあった。個人のトークで返すと不平等になる、と言っていた気がする。(後に個人のトークで返し出すが)

違ったらごめんなさい。


正直、女ヲタとか若い男ヲタが少ないのはこれが原因の1つでもあると思う。


しかし、私はこの平等な政治が好きだ。

自分が特別扱いされたらそりゃ嬉しいけど、される訳ないのでね。

あと、これによってヲタクの揉めにくい環境をつくれると思う。


新潟事件でファンとの距離が問題視されてるし、こういうことを徹底してし続けてきたとこ、頭良いなぁって思います。


あと、これはヲタクに対する優しさであると思います。


彼女の優しさは、彼女のこのような姿勢やSNSの内容、言動からひしひしと伝わってくる。


特に覚えているのは、彼女が総選挙で17位になり選抜から落ちてしまったあとのことだ。


彼女の一個上の順位は、アカリンこと吉田朱里さんだった。

彼女は美容系YouTuberになり一般票を多く集め、見事初選抜入を果たした。


私がおんちゃんだったらめっちゃアカリン憎いと思う。

しかも、アカリンは以前彼氏との写真が出回ったこともある。そんな不真面目だった人が、自分を押しのけけて選抜に入るなんて。


でも、彼女はそんな素振り一切見せなかった。


その総選挙からそんなに経っていないとき、アカリンとのツーショットがモバメで送られてきた。

最近アカリンさんのYouTube見てるから、有名人を見ている気分になった、と。


泣いた。

彼女にとって1番の挫折とも言える総選挙での選抜落ち。

そんな後でも、負けた相手にそのような行動がとれることに人間として素晴らしいと思った。


これを優しさと言うべきなのか分かりませんが、とにかく彼女の優しい人柄が大好きだということです。(無理やり感)



上記に挙げた

 ① 見た目が可愛い

 ② 賢く優しい


以外にも、AKB48の元々ファンでヲタクと同じ目線でいてくれる、かつヲタク故に話が合う、AKB48を愛してくれてる、庶民的で親近感がわく、真面目、などなど、たくさん好きなとこはあります。


とにかく、好きなんです。


嫌いなとことかないです。

強いて言うなら、もっと弱み見せてくれてもいいのにって思うけど、もうそんなとこも好きです。


これからも、何があっても無条件に愛し続けるし、信じ続けたいです。

正直本当の意味でこの思いが実ることはないし、繋がれるもんなら繋がりたいけど、繋がったら私が好きなあなたではなくなってしまう。

そんなパラドックス


この永遠の壮大な片思いに、あなたが少しだけでもこっちを向いてくれる、それだけで私は本当に幸せです。


いつもありがとう。


私が美音ちゃんのヲタクを途中でやめようもんなら、病院に無理やり連れて行って欲しい。

きっと脳の病気になってます。




私は、あなたに幸せになってほしい。

その幸せは、あなたが考え、選択したものであってほしい。

どうしても人の目を気にしてしまうと思うけど、あなたの意思で、自分を信じて進んで欲しい。


あなたの思いが、叶いますように。


大好きです。



この気持ちに、なんという名前をつけたらいいのでしょうか。




就職浪人した理系院生女の就職活動1年目のはなし

タイトルのまんまです。

私は7月末になるまでぜんっぜん内定が出ませんでした。

そしてやっと出た3つの内定を全て蹴って、もう1年学生をして就活をやり直しています。(今)

 

なぜ、せっかくやっとの思いで出た内定を蹴り、もう一度就活しているのか。

その過程をつらつらと書いていきます。

 

就活1年目編。

 

【私(さくら)について】

基本的に明るい。あとめっちゃ喋る。声でかい。

そして、デブ(軽度のデブ)・ブス(そこそこブス)・ヲタク(重症)の3拍子そろっている女である。

''さくら''なんて綺麗な名前を親がつけてくれましたが、名前負けしまっくてます。

しかも、HKT48で今韓国のアイドルグループIZ*ONEで活躍する宮脇咲良さんと漢字まで同じという、ワロタ案件である。

ちなみに私は、同じ名前だが宮脇さんのことはそんなに好きではない。

 

あと、人と同じが嫌でひねくれています。

自虐で笑いとってくスタイル。

女芸人みたいな感じを想像していただければ。

 

大学時代、アルバイトは忍者居酒屋やったり、H&Mやったり、きぐるみに入ったり、カラオケいかがですかー!ってボード持って叫んだり、、、他にも色々、やりました。へんなバイト転々としてました。

 

昔の嫌な思い出もあって、女の子の方が基本的に好きです。女の子のアイドル、特に48グループが大好き。ちなみにAKB48NMB48が好きです。

趣味はこのヲタクです。握手会や劇場公演、ライブへ通うことが私の幸せ。

 

女の子のアイドルのヲタクしてたら、レズなの?って聞かれるけど、レズとかじゃないです。多分…

 

そして経歴について。

高校受験に落ちて、自称進学校の厳しい私立高校でガリ勉。無事に地元の地方国立大学の農学部にストレートで入学。

(でもコースの合格最低点、一昨年まで?の赤本に私の点数がのってる)

 

小学4年生から中学高校ずっとバレー部で、大学でもバレーボールするなら部活でやりたい!と思うくらいのスポ根真面目女で、まんまとまた大学でもバレー部に。体育会というやつです。なんと副キャプテンも務めました。

 

そして、部活しながら院試受けて、院試もおそらく合格最低点で合格。ギリギリでいーつも生きていたいからーああーーって訳じゃないんですけど、とんだラッキー馬鹿野郎です。

 

 

 

【就職活動を始める】

研究室の男の先輩2人の就活の様子を横目に見てた。

特に1人の先輩が典型的なクズで、就活もあんましてないの見てたので、私は絶対ちゃんとやろうって思った。

 

インターン応募するぞ!

 

父がデザインの仕事をしていて、父がデザインしたものを街中やCMで見て育ったから、幼稚園のときからものづくりの仕事がしたかったし、父ができるなら私もできるって思ってた。

 

そして、食品の商品開発がしたくて農学部に入学するくらいだったし、食品と化粧品を受けることは最初から決めていた。

 

なんで化粧品?

私はブスでデブだが、"可愛い"が大好きだった。小学生のときからファッション雑誌を読み漁り、毎月絶対買っていた。メイクもファッションも大好きでミーハー(but ブス)。だから自然と化粧品メーカーに1番行きたいと思うようになった。

 

そして何より、大好きな推しメンに自分が考えた化粧品を使ってもらいたい、と思った。

(私はAKB48向井地美音ちゃんと、NMB48白間美瑠ちゃんのヲタクだ。)

 

……ESが書けない。なんとか書いて応募するも落ちる。

学部卒で働いてる子に教えてもらって、逆オファーサイトに登録し、そこからオファーが来てインターンになんと参加した。

 

SE(システムエンジニア)のインターンだった。インターンの内容がどちゃくそむずくて、そこから早期選考受けたけど2次で落とされた。

 

高級化粧品メーカーのP社からもインターンというかセミナーに参加しませんか?ってオファーが来た。めっちゃ嬉しかった。東京まで実費でgo!そしてこのセミナーで初めて野生の東大生に出くわした。びびった。

 

そして、早期選考に案内された。リクナビとかには載ってない、秘密ルートの早期選考…!!ぐへへ、ドキドキ。

ESめっっちゃ頑張って考えた。死ぬほど練った。そして、キャリアセンター的なとこの人に見せたら、べた褒めされた。ESが通った。

一次面接!!またまた実費で東京へgo!!

全然面接練習してないけど、割と自分の全てを話せた。大学のバレー部のことを素直に。がんばったこと1つを深堀されるやつだった。

 

……一次で落ちる!!

めっっっちゃショックだった。私の全てを素直に話して落とされるって、私の全てを否定された気分だった。

しばらくかなりへこんだ。これをP社の呪縛と呼んでいる。

 

【3月、就活解禁】

ESをガシガシ書かないといけない時期。

私も書いた。しかし怠惰な性格ゆえにサボりまくって数出せない。

あと、外資系お菓子メーカーN社の意味わからん毎日課題を出されて提出するやつに挑戦してたら、まぁ他のES書く時間ない!!私は理系で研究もあるし。そしてN社のやつは途中で諦めた。これやってたら他のES1個も出せん。となった。

 

研究も全然うまくいってないし、教授が嫌いすぎて、研究したくないなって思って、割とほとんど事務系総合職で出した。

 

てか、企業の研究職とか、こんな研究サボりまくった私ができるわけないと思った。

でも、ものづくりがしたいから、企画をしたいとESには書いた。

 

……大手化粧品、ESで全滅!!!

 

食品もそこそこESで落ちる!!!!

受かっても、一次面接で落ちる!!!

 

私は国立大学で地元ではちやほやさる大学だったし、それなりのとこに行けるって思ってたのかもしれない。体育会の部活入ってたし、なんせ私はめっちゃ明るい声のでかいブス。さくらは明るいし就活大丈夫そうって言われてた。

 

……しかし、だんだん減っていく手駒。ちょくちょく手駒を増やしていくものの、行きたいとこはどんどん落とされる。

だんだん、本当にやばいと思い始める。かなり病む。落とされたら本当に自分を否定される気分になる。

 

元々、私は自己肯定感がかなり低い。

ブスでバカでデブな自分が嫌いだ。

でも、自己肯定感が低いからこそ、こんなダメな自分は頑張らないとって思って、バレーボールも勉強も頑張ってきた。

そして、そんなダメな自分でも、頑張ればなんとかそこそこのレベルまでいける、そんな自分は好きだった。

 

そんな"努力できる自分"だけは好きだったのに、元々そんな頑張ってなかった研究も、さらに手がつかなくなる。どんどん頑張れない自分をもっともっと嫌いになる。

元々データがなくてやばいと4月に教授に言われていた。知ってる。そんなん知ってる。

でも、就活も実験もどうしたらいいか分からない。

周りの同期に相談するのも恥ずかしいし、先輩に相談するのも迷惑かけると思ってできなかった。

ただtwitterで愚痴るだけ。病んでいく。

 

【6月、限界就活】

6月。トマト成り上がりK社とか、高級化粧品のA社とか、二次選考までいったけど落ちる。

 

そして、だんだん限界就活を感じ始める。

 

名古屋のコーヒーに入れる白いあれ、S社の面接では『えっ内定ないの?あなたくらいの人ならありそうなのに』と言われたことを皮切りに、なんで内定ないの?って面接で言われまくる、逆学歴コンプレックス状態。そして、落とされる。

 

やばいと思い、製薬メーカーや化学メーカーも見始める。

繊維とか布の会社の子会社の説明会に行ったら、なんと説明会に参加したのが私とデブ(Nバイオ大学)(ごめん、どこやねん聞いたことない)の2人だけだった。

(私もデブだがその私がデブというくらいだから察してほしい)

もちろん面接では、どうやってこの会社見つけたの?あなたすごいねって言われて、落とされた。

 

そして、後に内定をもらう、薬の受託製造''Nファーマ''と、''Fパン''の1次選考もこの時期に受けた。

 

Nファーマは1次がグループディスカッションだった。この時期に残ってる就活生はお察し。しかもこれ受けるのは理系。もっさい理系男子4人と、おとなしい女の子、私だった。

 

……みんな全然しゃべらん!やんけ!!!!

私はコミュ強だ。めっちゃしゃべる。人見知りしない。明るいブス。ただ、リーダータイプではないし、いままでのグルディスもリーダー的なのになったことなかった。

 

でも皆しゃべらんし私がめっちゃ仕切った。理系男子モゴモゴ何言ってるかわからんから、こういうことですかね?!って私が通訳する。私はこう思うんですけど、意見ありますか?って何回も何回も言った。

 

当たり前やけど受かった。

 

Fパンは一次面接がグループ面接。めっちゃええ声のデブ、理系陰キャ男子、私はパンが好きで、パンが好きで……っっ!って何言ってるか分からん女の子。

 

これもまぁ受かったと思った。受かった。

 

限界就活、これは周りのレベルの低下をひしひしと感じて就活をすることを言う。私の定義では。

 

こんな限界就活の一員である自分。自己肯定感がピークに下がった。ピークピーク絶頂最上!の、反対である。(NMB48のピークという曲がある)

 

あと、自分がブスでデブだから落ちるのだと思う気持ちがどんっどん大きくなる。

全て見た目のせいにして逃げるのがブス、デブの悪いとこだ。

そしてダイエットをさらに頑張り始めた。

いや、頑張るとこ、そこちゃうやろ。

 

そしてあるとき、全然興味無い阪K阪Sグループの会社を受けに行く途中、やる気がなくなって大阪のルクアの書店とスタバが一体化してるとこに逃げ込んだ。現実逃避だ。そこで一冊の本に出会う。

 

『「自己肯定感」が低いあなたがすぐ変わる方法』

という本だ。めっちゃ泣いた。めっちゃ私のことだった。この本を読んで、少し吹っ切れた部分があった。こんな本1冊で心が落ち着くんやから、私は単純な人間なのかもしれない。てかまぁ影響されやすい、騙されやすいバカだ。

……まぁ、私と似た部分が少しでもあるなって感じた人は、ぜひ読んで欲しい。

 

6月末、仲良しの同じコースの女の子たちと久しぶりに集まった。そこには私以外にもまだ就活してる子がいて、少し安心した。(まぁでもその子は超スレンダー美人で、生理用品の大手蹴って就活してた、後に大手食品家社に内定)

 

そこで、○○ナビの企業紹介サービスを教えてもらう。そこで内定をもらってる子がいた。私も登録した。

しかし、この時期である。紹介してもらえるのは、金属や半導体のメーカーなど全然興味無いとこ。

 

ああ、私の行きたいとこってもう紹介してもらえないし、もうそもそも存在しないんだ。

このとき、初めてちゃんと就活で泣いた。

 

無理だって明確に突きつけられた瞬間だった。

 

 

 

【だんだん軌道に乗り出す7月】

新たに大手消費財メーカーL社の子会社の営業とかも受けるけど落とされた。理系院生なのに営業?って言われた。あと女子はキツいって言われた。東京にわざわざ説明会行って、面接行ったのに。

 

この就活で、数えきれないくらい夜行バスで東京に行った。

実はセンシティブで夜行で寝れないから慢性的に睡眠不足。親は新幹線を使えって言ってくれたけど、そんなん毎回使ってたらいくらお金があっても足りない。

 

お金の援助は親に惜しみなくしてもらった。申し訳なくて、申し訳なくて。罪悪感にさいなまれて本当に辛かった。

 

そんな中、上記のNファーマとFパンは順調に進んでいた。

 

そして、○○ナビの紹介で、ある製薬会社の営業、つまりMR職を紹介された。

調べたら、世界で30位以内に入る製薬会社だった。しかもやっっったら給料が良い。

ネームバリューにやられ、たくさん○○ナビから企業を紹介されたけど、ここだけ受けた。これが後に内定をいただく、私のtwitterにも度々登場していた自殺企業である。わなわな。

説明会と一次面接が1日で行われた。

説明会で初めてレベルでMRの話を聞き、へぇーー!ってめっちゃ聞き入ってたり、部屋入ったとたん前の席の子に話しかける姿がめっちゃ好印象だったらしい、一次面接突破した。

ちなみに、最終面接も人事部長とMRの主任にべた褒めされた。

 

そして、NファーマとFパンも最終面接に進んだ。

 

Nファーマもべた褒めされた。あなたほどバイタリティーがあって部活をここまで続けて来た人、そうそう居ない!とイケおじ2人に言われて、面接というよりうちの会社にぜひ入って欲しい、というお誘いだった。気分良いわ〜〜

 

1番はじめにNファーマの内定がでた!!!!

まぁ受かったとは思ってたけど嬉しかった。でもまだ他の選考が残っていたので保留に。

 

そして、Fパンの最終面接。二次面接にいた私のことを良く評価してくれたおじさんもいたが、1人めっちゃ嫌なおじさんがいた。お前院生やけど全然生産ライン入らせっぞ、それでもええんか?!みたいな態度。萎縮した。なに、院生に親でも殺されたか…?

 

落ちたかと思ったけど、これも内定。けど即座に断った。あのおじさんが上にいると思うと絶対嫌だった。

 

そして、○○ナビに紹介された製薬会社も内定が出て、結局Nファーマも断った。

Nファーマは工場勤務なのが嫌だった。全然楽しくなさそうな生産管理や品質管理を田舎の工場でやるのが嫌だった。

しかし、〇〇ナビに紹介された製薬会社も内定の返事を保留してもらった。

なぜかというと……

 

私が就活始めたてのころ、逆オファーサイトに登録したと書いたのは覚えてますか?

 

少し時期は遡り、これらの最終面接受ける直前くらい。

なんと、そのオファーサイトから大手男性化粧品メーカーMからオファーが来たのだ!!!!

男性化粧品は全然見てなかったが、諦めていた化粧品メーカーで働く夢が叶うかもしれない。泣いて喜んだ。

 

今回、その会社で予定してなかった二次募集をすることになったらしい。一次募集でエントリーして落ちた人を対象に、もう一度ESを提出してもらい、そこから再度選ぶ。私は元々エントリーしていなかったが、オファーサイトから運良く見つけてもらい、二次募集に参加できることになった。ESを書いた。

ESが通った。

 

一次面接。忍者居酒屋で働いてたこと、部活のことを話したらめっちゃウケた。手応えあった。

 

面接一緒やった私大卒で鹿県先端技術大学院の陰キャ男子は、

「私大で人数が多く指導を受けるのが難しいと思ったから大学院から移ったって言うけど、私大で後輩の指導をしようとは思わなかったの?」

って言われて責められてて怖かった・・・

 

面接後、その日中に合格の電話がかかってきた。

そして、もう次が最終!!!!電話で日にちと時間を指定され、あとでマイページ更新するので見てねと言われた。

 

やったーーーーーー!

 

そして、マイページの予約ページのURLだけが送られてきた。戻るボタンを押してみると、なんと最終面接の枠が2つしかない。

えっっ!2人だけ?!1/2か2/2で受かるってこと?!てかこれ意思決定だけで2人受かるやつ?!

 

そして最終面接を受けた。

 

 

 

……落ちた。

1/2で落とされた。

泣いた。泣き続けた。涙が止まらなかった。

夢って叶わないんだな〜。って。

 

ここで製薬会社に行くことが自動的に決定、もう持ち駒はなかった。

この時点で8月だ。

 

てか私、全然製薬業界のことも、この会社のことも知らないのに急に受けてたら受かってしまって、せめて調べようと思い、号泣しながらスマホで調べた。

 

……!?!?!?

 

5ちゃんねるを見てしまった。

その製薬会社について検索を続けると、不当解雇で訴訟を起こしてる過程を事細かに記載したブログも出てきた。

 

どうやら、世界では素晴らしい業績を上げる外資系製薬メーカーなのに、日本ではダメダメ。

さらに、そんなダメダメで営業所も全国にそんなにないのに、その数少ない営業所のうちの1つで自殺した人がいる。

 

えええええ?!自殺……?

 

いや、自殺する人はおるやろけど、営業所でわざわざ自殺するってなに?!?!

 

わい、さらに号泣、不安すぎて意味不明になる。

 

号泣してるとこに、○○ナビのエージェントから、その製薬会社の返事を保留していたため、それをどうするかの電話がかかってくる。

 

化粧品メーカーを落ちたがその製薬会社の悪い噂をネットで見てどうしていいか分からないと素直に伝えた。

すると、そのことを素直に企業さんに直接聞いてみたらどうだと言われ、人事と電話することに。

 

ド緊張、どもりまくりで、まず不当解雇があるのかを尋ねた。はっきりとした口調で、そのようなことは一切しませんと言われた。

 

そして、自殺。さらにどもるし、なかなか言い出せない。しかし聞かねば。

「あの……これは私が勝手にネットに書いてあったことに不安になってるだけなんですけど……その…営業所で自殺した人がいるって見て…すみません、ネットだけ見てこんなこと聞いて…」

 

と、曖昧に聞いた。すると、

 

「そうですね…ネットにあることないこと書いていることもあるので、○○さんの直接見たことで判断して、信じてもらえれば」

 

 

否  定  し  な  い

 

=事実なのである。

 

そして、電話を切ってまた号泣

 

また○○ナビエージェントから電話かかってきて、号泣しながら、もうどうしようもなかったので、内定を承諾した。

 

しかし、そんな会社、過保護の親が許すわけなかった。周りからもMRという職業もやめておけと言われる。

どうしようと、うじうじしていたら、さらにヤバいことと向き合わないといけなくなってきた。

 

そう、研究だ。

 

私は8月までろくに研究を進めず、元々データもなく、教授からもう正直、実験量が足りないから卒業はほぼ無理だと言われたのだ。

そして、院を中退してこのまま就活をやり切った方がお前のためだとか言われた。それか、もう1年院生して就活やり直すか、または、秋卒業か。

 

……は????

 

キレそうだった。どんなプライドない私でも、院卒のレッテルは欲しい。どう考えても私のためにならない、お荷物の私を残したくない、自分のためにそんな打診をしたんやろが。

 

正直、ここで死ぬほど実験してるとこ見せて泣き寝入りしたら、卒業させてくれてたかもしれない。

 

しかし、死ぬほど実験するなら就活はできない。

自殺企業に行くために死ぬほど実験しても卒業できるか危うい状態って、地獄でしかない。

 

もうどうでもよくなって、中退視野でとりあえず就活何個か受けたが受からなかった。お値段以上とかも受けた。お値段以上は、合否関わらず連絡する言うたのに連絡なかったから、まじで一生恨むし家具は絶対IKEAで買う。

 

 

……そして結局、もう1年院生することにした。

 

地獄の就活のやり直しだ。

 

 

親も許してくれた。てかむしろそれを推奨してくれた。寛容で優しい親だ、金銭的にも本当に申し訳なくてやりきれなかった。

 

へこんだ。せっかく浪人せずに大学入れたのに。

高校生の頑張った自分に申し訳なくなって、泣いた。

ごめん、あの日の自分。

あんな勉強頑張ったのに、怠惰な今の自分のせいでこんなことに。

 

……そして、まだ重要なことが残っている。

 

そう、自殺企業の内定式の案内が来た!!!!ヤバい!!断らないといけない!!!

しかし、内定承諾した紙を書いて、法的な縛りはないもののエージェントを通しての内定なので、断るのは多分めっちゃ怒られる。

そして、なんせ、自殺企業だ。何されるか分からん。私は考えた。

 

……嘘をつこう〜(NMB48に嘘をつく理由という曲がある)

 

まず、内定式に事故で入院しているため行けないと返事をした。

めっちゃ心配された。嘘やねん、ごめんな。そして、数日後エージェントから連絡が来た。

そして、怪我で実験ができず修論も書けないため、今年度は院卒むりなった。やから、もう1年院生する、もう1回就活し直すと言った。

 

学部卒でも大丈夫か聞くこともできると言われたが、院卒したいのでいいと言った。

 

これで無理やり断り、2019年度、就活は終わった。

 

みんな真似しちゃあかんで

 

 

 

【最後に、就活するあなたへ】

今思えば、業界や仕事のことを分かった気でいたけど、なんも分からず就活していたなと。

化粧品のOEMメーカーの存在も知らなかったし、BtoBもあんまり知らなかった。ネームバリューに囚われていたのだ。

 

あと、研究で受ければよかった。別に大学で研究がんばってなくても、企業の研究開発とは全く別物だし、私がやりたいのは開発だから、基礎研究を希望しなければいい話だ。

逃げていただけだった。

 

ESも、もっといろんな人に相談して1個1個見てもらうべきだった。

そして早い段階からもっとたくさんESを出すべきだった。

 

あと、受ける企業はせめて最終面接前には、口コミや5ちゃんの情報を見てた方が良い。

 

まぁとりあえずこれから就活の人には、受ける企業や業界のことをしっかり調べて、そこで何をやりたいかの明確なビジョンを持つ。

ESを早い段階で良いものを作って(色んな人にアドバイスもらう)インターンに応募する。

 

これしたらもうほぼほぼ大丈夫です。

 

あとは見た目気をつけて、女はまじでちゃんと化粧しよう。男もせめて見た目だけで100%ヲタクにならないよう、周りの人からアドバイス貰おう。眉毛、肌、髪の毛、整えよう。

あと、やっぱ限界就活期、めっちゃデブと遭遇した。痩せろとは言わないけど、それをリカバーできる何かを持ってないとキツいかも。

 

まぁこんな後悔はたくさんあるけれど、こんな怠惰でブスでデブな私でも、時間はかかったものの内定がもらえました。

 

だから、あなたも絶対もらえます。求人数と新卒の数的に、絶対もらえるんです。

 

あとは運もあるので。

 

だから、あまり思い詰めずに、焦り過ぎずに。

 

あなたは存在しているだけで素晴らしいです。

落とされたって死ぬわけじゃないし。

 

まぁ私も就活2年目でまだ内定ないんでね、ハハ(出典 NMB48大田莉央奈ちゃん)

がんばりましょう、がんばります

 

次は就活2年目の話です。

 

さくら