就職浪人した理系院生女の就職活動1年目のはなし

タイトルのまんまです。

私は7月末になるまでぜんっぜん内定が出ませんでした。

そしてやっと出た3つの内定を全て蹴って、もう1年学生をして就活をやり直しています。(今)

 

なぜ、せっかくやっとの思いで出た内定を蹴り、もう一度就活しているのか。

その過程をつらつらと書いていきます。

 

就活1年目編。

 

【私(さくら)について】

基本的に明るい。あとめっちゃ喋る。声でかい。

そして、デブ(軽度のデブ)・ブス(そこそこブス)・ヲタク(重症)の3拍子そろっている女である。

''さくら''なんて綺麗な名前を親がつけてくれましたが、名前負けしまっくてます。

しかも、HKT48で今韓国のアイドルグループIZ*ONEで活躍する宮脇咲良さんと漢字まで同じという、ワロタ案件である。

ちなみに私は、同じ名前だが宮脇さんのことはそんなに好きではない。

 

あと、人と同じが嫌でひねくれています。

自虐で笑いとってくスタイル。

女芸人みたいな感じを想像していただければ。

 

大学時代、アルバイトは忍者居酒屋やったり、H&Mやったり、きぐるみに入ったり、カラオケいかがですかー!ってボード持って叫んだり、、、他にも色々、やりました。へんなバイト転々としてました。

 

昔の嫌な思い出もあって、女の子の方が基本的に好きです。女の子のアイドル、特に48グループが大好き。ちなみにAKB48NMB48が好きです。

趣味はこのヲタクです。握手会や劇場公演、ライブへ通うことが私の幸せ。

 

女の子のアイドルのヲタクしてたら、レズなの?って聞かれるけど、レズとかじゃないです。多分…

 

そして経歴について。

高校受験に落ちて、自称進学校の厳しい私立高校でガリ勉。無事に地元の地方国立大学の農学部にストレートで入学。

(でもコースの合格最低点、一昨年まで?の赤本に私の点数がのってる)

 

小学4年生から中学高校ずっとバレー部で、大学でもバレーボールするなら部活でやりたい!と思うくらいのスポ根真面目女で、まんまとまた大学でもバレー部に。体育会というやつです。なんと副キャプテンも務めました。

 

そして、部活しながら院試受けて、院試もおそらく合格最低点で合格。ギリギリでいーつも生きていたいからーああーーって訳じゃないんですけど、とんだラッキー馬鹿野郎です。

 

 

 

【就職活動を始める】

研究室の男の先輩2人の就活の様子を横目に見てた。

特に1人の先輩が典型的なクズで、就活もあんましてないの見てたので、私は絶対ちゃんとやろうって思った。

 

インターン応募するぞ!

 

父がデザインの仕事をしていて、父がデザインしたものを街中やCMで見て育ったから、幼稚園のときからものづくりの仕事がしたかったし、父ができるなら私もできるって思ってた。

 

そして、食品の商品開発がしたくて農学部に入学するくらいだったし、食品と化粧品を受けることは最初から決めていた。

 

なんで化粧品?

私はブスでデブだが、"可愛い"が大好きだった。小学生のときからファッション雑誌を読み漁り、毎月絶対買っていた。メイクもファッションも大好きでミーハー(but ブス)。だから自然と化粧品メーカーに1番行きたいと思うようになった。

 

そして何より、大好きな推しメンに自分が考えた化粧品を使ってもらいたい、と思った。

(私はAKB48向井地美音ちゃんと、NMB48白間美瑠ちゃんのヲタクだ。)

 

……ESが書けない。なんとか書いて応募するも落ちる。

学部卒で働いてる子に教えてもらって、逆オファーサイトに登録し、そこからオファーが来てインターンになんと参加した。

 

SE(システムエンジニア)のインターンだった。インターンの内容がどちゃくそむずくて、そこから早期選考受けたけど2次で落とされた。

 

高級化粧品メーカーのP社からもインターンというかセミナーに参加しませんか?ってオファーが来た。めっちゃ嬉しかった。東京まで実費でgo!そしてこのセミナーで初めて野生の東大生に出くわした。びびった。

 

そして、早期選考に案内された。リクナビとかには載ってない、秘密ルートの早期選考…!!ぐへへ、ドキドキ。

ESめっっちゃ頑張って考えた。死ぬほど練った。そして、キャリアセンター的なとこの人に見せたら、べた褒めされた。ESが通った。

一次面接!!またまた実費で東京へgo!!

全然面接練習してないけど、割と自分の全てを話せた。大学のバレー部のことを素直に。がんばったこと1つを深堀されるやつだった。

 

……一次で落ちる!!

めっっっちゃショックだった。私の全てを素直に話して落とされるって、私の全てを否定された気分だった。

しばらくかなりへこんだ。これをP社の呪縛と呼んでいる。

 

【3月、就活解禁】

ESをガシガシ書かないといけない時期。

私も書いた。しかし怠惰な性格ゆえにサボりまくって数出せない。

あと、外資系お菓子メーカーN社の意味わからん毎日課題を出されて提出するやつに挑戦してたら、まぁ他のES書く時間ない!!私は理系で研究もあるし。そしてN社のやつは途中で諦めた。これやってたら他のES1個も出せん。となった。

 

研究も全然うまくいってないし、教授が嫌いすぎて、研究したくないなって思って、割とほとんど事務系総合職で出した。

 

てか、企業の研究職とか、こんな研究サボりまくった私ができるわけないと思った。

でも、ものづくりがしたいから、企画をしたいとESには書いた。

 

……大手化粧品、ESで全滅!!!

 

食品もそこそこESで落ちる!!!!

受かっても、一次面接で落ちる!!!

 

私は国立大学で地元ではちやほやさる大学だったし、それなりのとこに行けるって思ってたのかもしれない。体育会の部活入ってたし、なんせ私はめっちゃ明るい声のでかいブス。さくらは明るいし就活大丈夫そうって言われてた。

 

……しかし、だんだん減っていく手駒。ちょくちょく手駒を増やしていくものの、行きたいとこはどんどん落とされる。

だんだん、本当にやばいと思い始める。かなり病む。落とされたら本当に自分を否定される気分になる。

 

元々、私は自己肯定感がかなり低い。

ブスでバカでデブな自分が嫌いだ。

でも、自己肯定感が低いからこそ、こんなダメな自分は頑張らないとって思って、バレーボールも勉強も頑張ってきた。

そして、そんなダメな自分でも、頑張ればなんとかそこそこのレベルまでいける、そんな自分は好きだった。

 

そんな"努力できる自分"だけは好きだったのに、元々そんな頑張ってなかった研究も、さらに手がつかなくなる。どんどん頑張れない自分をもっともっと嫌いになる。

元々データがなくてやばいと4月に教授に言われていた。知ってる。そんなん知ってる。

でも、就活も実験もどうしたらいいか分からない。

周りの同期に相談するのも恥ずかしいし、先輩に相談するのも迷惑かけると思ってできなかった。

ただtwitterで愚痴るだけ。病んでいく。

 

【6月、限界就活】

6月。トマト成り上がりK社とか、高級化粧品のA社とか、二次選考までいったけど落ちる。

 

そして、だんだん限界就活を感じ始める。

 

名古屋のコーヒーに入れる白いあれ、S社の面接では『えっ内定ないの?あなたくらいの人ならありそうなのに』と言われたことを皮切りに、なんで内定ないの?って面接で言われまくる、逆学歴コンプレックス状態。そして、落とされる。

 

やばいと思い、製薬メーカーや化学メーカーも見始める。

繊維とか布の会社の子会社の説明会に行ったら、なんと説明会に参加したのが私とデブ(Nバイオ大学)(ごめん、どこやねん聞いたことない)の2人だけだった。

(私もデブだがその私がデブというくらいだから察してほしい)

もちろん面接では、どうやってこの会社見つけたの?あなたすごいねって言われて、落とされた。

 

そして、後に内定をもらう、薬の受託製造''Nファーマ''と、''Fパン''の1次選考もこの時期に受けた。

 

Nファーマは1次がグループディスカッションだった。この時期に残ってる就活生はお察し。しかもこれ受けるのは理系。もっさい理系男子4人と、おとなしい女の子、私だった。

 

……みんな全然しゃべらん!やんけ!!!!

私はコミュ強だ。めっちゃしゃべる。人見知りしない。明るいブス。ただ、リーダータイプではないし、いままでのグルディスもリーダー的なのになったことなかった。

 

でも皆しゃべらんし私がめっちゃ仕切った。理系男子モゴモゴ何言ってるかわからんから、こういうことですかね?!って私が通訳する。私はこう思うんですけど、意見ありますか?って何回も何回も言った。

 

当たり前やけど受かった。

 

Fパンは一次面接がグループ面接。めっちゃええ声のデブ、理系陰キャ男子、私はパンが好きで、パンが好きで……っっ!って何言ってるか分からん女の子。

 

これもまぁ受かったと思った。受かった。

 

限界就活、これは周りのレベルの低下をひしひしと感じて就活をすることを言う。私の定義では。

 

こんな限界就活の一員である自分。自己肯定感がピークに下がった。ピークピーク絶頂最上!の、反対である。(NMB48のピークという曲がある)

 

あと、自分がブスでデブだから落ちるのだと思う気持ちがどんっどん大きくなる。

全て見た目のせいにして逃げるのがブス、デブの悪いとこだ。

そしてダイエットをさらに頑張り始めた。

いや、頑張るとこ、そこちゃうやろ。

 

そしてあるとき、全然興味無い阪K阪Sグループの会社を受けに行く途中、やる気がなくなって大阪のルクアの書店とスタバが一体化してるとこに逃げ込んだ。現実逃避だ。そこで一冊の本に出会う。

 

『「自己肯定感」が低いあなたがすぐ変わる方法』

という本だ。めっちゃ泣いた。めっちゃ私のことだった。この本を読んで、少し吹っ切れた部分があった。こんな本1冊で心が落ち着くんやから、私は単純な人間なのかもしれない。てかまぁ影響されやすい、騙されやすいバカだ。

……まぁ、私と似た部分が少しでもあるなって感じた人は、ぜひ読んで欲しい。

 

6月末、仲良しの同じコースの女の子たちと久しぶりに集まった。そこには私以外にもまだ就活してる子がいて、少し安心した。(まぁでもその子は超スレンダー美人で、生理用品の大手蹴って就活してた、後に大手食品家社に内定)

 

そこで、○○ナビの企業紹介サービスを教えてもらう。そこで内定をもらってる子がいた。私も登録した。

しかし、この時期である。紹介してもらえるのは、金属や半導体のメーカーなど全然興味無いとこ。

 

ああ、私の行きたいとこってもう紹介してもらえないし、もうそもそも存在しないんだ。

このとき、初めてちゃんと就活で泣いた。

 

無理だって明確に突きつけられた瞬間だった。

 

 

 

【だんだん軌道に乗り出す7月】

新たに大手消費財メーカーL社の子会社の営業とかも受けるけど落とされた。理系院生なのに営業?って言われた。あと女子はキツいって言われた。東京にわざわざ説明会行って、面接行ったのに。

 

この就活で、数えきれないくらい夜行バスで東京に行った。

実はセンシティブで夜行で寝れないから慢性的に睡眠不足。親は新幹線を使えって言ってくれたけど、そんなん毎回使ってたらいくらお金があっても足りない。

 

お金の援助は親に惜しみなくしてもらった。申し訳なくて、申し訳なくて。罪悪感にさいなまれて本当に辛かった。

 

そんな中、上記のNファーマとFパンは順調に進んでいた。

 

そして、○○ナビの紹介で、ある製薬会社の営業、つまりMR職を紹介された。

調べたら、世界で30位以内に入る製薬会社だった。しかもやっっったら給料が良い。

ネームバリューにやられ、たくさん○○ナビから企業を紹介されたけど、ここだけ受けた。これが後に内定をいただく、私のtwitterにも度々登場していた自殺企業である。わなわな。

説明会と一次面接が1日で行われた。

説明会で初めてレベルでMRの話を聞き、へぇーー!ってめっちゃ聞き入ってたり、部屋入ったとたん前の席の子に話しかける姿がめっちゃ好印象だったらしい、一次面接突破した。

ちなみに、最終面接も人事部長とMRの主任にべた褒めされた。

 

そして、NファーマとFパンも最終面接に進んだ。

 

Nファーマもべた褒めされた。あなたほどバイタリティーがあって部活をここまで続けて来た人、そうそう居ない!とイケおじ2人に言われて、面接というよりうちの会社にぜひ入って欲しい、というお誘いだった。気分良いわ〜〜

 

1番はじめにNファーマの内定がでた!!!!

まぁ受かったとは思ってたけど嬉しかった。でもまだ他の選考が残っていたので保留に。

 

そして、Fパンの最終面接。二次面接にいた私のことを良く評価してくれたおじさんもいたが、1人めっちゃ嫌なおじさんがいた。お前院生やけど全然生産ライン入らせっぞ、それでもええんか?!みたいな態度。萎縮した。なに、院生に親でも殺されたか…?

 

落ちたかと思ったけど、これも内定。けど即座に断った。あのおじさんが上にいると思うと絶対嫌だった。

 

そして、○○ナビに紹介された製薬会社も内定が出て、結局Nファーマも断った。

Nファーマは工場勤務なのが嫌だった。全然楽しくなさそうな生産管理や品質管理を田舎の工場でやるのが嫌だった。

しかし、〇〇ナビに紹介された製薬会社も内定の返事を保留してもらった。

なぜかというと……

 

私が就活始めたてのころ、逆オファーサイトに登録したと書いたのは覚えてますか?

 

少し時期は遡り、これらの最終面接受ける直前くらい。

なんと、そのオファーサイトから大手男性化粧品メーカーMからオファーが来たのだ!!!!

男性化粧品は全然見てなかったが、諦めていた化粧品メーカーで働く夢が叶うかもしれない。泣いて喜んだ。

 

今回、その会社で予定してなかった二次募集をすることになったらしい。一次募集でエントリーして落ちた人を対象に、もう一度ESを提出してもらい、そこから再度選ぶ。私は元々エントリーしていなかったが、オファーサイトから運良く見つけてもらい、二次募集に参加できることになった。ESを書いた。

ESが通った。

 

一次面接。忍者居酒屋で働いてたこと、部活のことを話したらめっちゃウケた。手応えあった。

 

面接一緒やった私大卒で鹿県先端技術大学院の陰キャ男子は、

「私大で人数が多く指導を受けるのが難しいと思ったから大学院から移ったって言うけど、私大で後輩の指導をしようとは思わなかったの?」

って言われて責められてて怖かった・・・

 

面接後、その日中に合格の電話がかかってきた。

そして、もう次が最終!!!!電話で日にちと時間を指定され、あとでマイページ更新するので見てねと言われた。

 

やったーーーーーー!

 

そして、マイページの予約ページのURLだけが送られてきた。戻るボタンを押してみると、なんと最終面接の枠が2つしかない。

えっっ!2人だけ?!1/2か2/2で受かるってこと?!てかこれ意思決定だけで2人受かるやつ?!

 

そして最終面接を受けた。

 

 

 

……落ちた。

1/2で落とされた。

泣いた。泣き続けた。涙が止まらなかった。

夢って叶わないんだな〜。って。

 

ここで製薬会社に行くことが自動的に決定、もう持ち駒はなかった。

この時点で8月だ。

 

てか私、全然製薬業界のことも、この会社のことも知らないのに急に受けてたら受かってしまって、せめて調べようと思い、号泣しながらスマホで調べた。

 

……!?!?!?

 

5ちゃんねるを見てしまった。

その製薬会社について検索を続けると、不当解雇で訴訟を起こしてる過程を事細かに記載したブログも出てきた。

 

どうやら、世界では素晴らしい業績を上げる外資系製薬メーカーなのに、日本ではダメダメ。

さらに、そんなダメダメで営業所も全国にそんなにないのに、その数少ない営業所のうちの1つで自殺した人がいる。

 

えええええ?!自殺……?

 

いや、自殺する人はおるやろけど、営業所でわざわざ自殺するってなに?!?!

 

わい、さらに号泣、不安すぎて意味不明になる。

 

号泣してるとこに、○○ナビのエージェントから、その製薬会社の返事を保留していたため、それをどうするかの電話がかかってくる。

 

化粧品メーカーを落ちたがその製薬会社の悪い噂をネットで見てどうしていいか分からないと素直に伝えた。

すると、そのことを素直に企業さんに直接聞いてみたらどうだと言われ、人事と電話することに。

 

ド緊張、どもりまくりで、まず不当解雇があるのかを尋ねた。はっきりとした口調で、そのようなことは一切しませんと言われた。

 

そして、自殺。さらにどもるし、なかなか言い出せない。しかし聞かねば。

「あの……これは私が勝手にネットに書いてあったことに不安になってるだけなんですけど……その…営業所で自殺した人がいるって見て…すみません、ネットだけ見てこんなこと聞いて…」

 

と、曖昧に聞いた。すると、

 

「そうですね…ネットにあることないこと書いていることもあるので、○○さんの直接見たことで判断して、信じてもらえれば」

 

 

否  定  し  な  い

 

=事実なのである。

 

そして、電話を切ってまた号泣

 

また○○ナビエージェントから電話かかってきて、号泣しながら、もうどうしようもなかったので、内定を承諾した。

 

しかし、そんな会社、過保護の親が許すわけなかった。周りからもMRという職業もやめておけと言われる。

どうしようと、うじうじしていたら、さらにヤバいことと向き合わないといけなくなってきた。

 

そう、研究だ。

 

私は8月までろくに研究を進めず、元々データもなく、教授からもう正直、実験量が足りないから卒業はほぼ無理だと言われたのだ。

そして、院を中退してこのまま就活をやり切った方がお前のためだとか言われた。それか、もう1年院生して就活やり直すか、または、秋卒業か。

 

……は????

 

キレそうだった。どんなプライドない私でも、院卒のレッテルは欲しい。どう考えても私のためにならない、お荷物の私を残したくない、自分のためにそんな打診をしたんやろが。

 

正直、ここで死ぬほど実験してるとこ見せて泣き寝入りしたら、卒業させてくれてたかもしれない。

 

しかし、死ぬほど実験するなら就活はできない。

自殺企業に行くために死ぬほど実験しても卒業できるか危うい状態って、地獄でしかない。

 

もうどうでもよくなって、中退視野でとりあえず就活何個か受けたが受からなかった。お値段以上とかも受けた。お値段以上は、合否関わらず連絡する言うたのに連絡なかったから、まじで一生恨むし家具は絶対IKEAで買う。

 

 

……そして結局、もう1年院生することにした。

 

地獄の就活のやり直しだ。

 

 

親も許してくれた。てかむしろそれを推奨してくれた。寛容で優しい親だ、金銭的にも本当に申し訳なくてやりきれなかった。

 

へこんだ。せっかく浪人せずに大学入れたのに。

高校生の頑張った自分に申し訳なくなって、泣いた。

ごめん、あの日の自分。

あんな勉強頑張ったのに、怠惰な今の自分のせいでこんなことに。

 

……そして、まだ重要なことが残っている。

 

そう、自殺企業の内定式の案内が来た!!!!ヤバい!!断らないといけない!!!

しかし、内定承諾した紙を書いて、法的な縛りはないもののエージェントを通しての内定なので、断るのは多分めっちゃ怒られる。

そして、なんせ、自殺企業だ。何されるか分からん。私は考えた。

 

……嘘をつこう〜(NMB48に嘘をつく理由という曲がある)

 

まず、内定式に事故で入院しているため行けないと返事をした。

めっちゃ心配された。嘘やねん、ごめんな。そして、数日後エージェントから連絡が来た。

そして、怪我で実験ができず修論も書けないため、今年度は院卒むりなった。やから、もう1年院生する、もう1回就活し直すと言った。

 

学部卒でも大丈夫か聞くこともできると言われたが、院卒したいのでいいと言った。

 

これで無理やり断り、2019年度、就活は終わった。

 

みんな真似しちゃあかんで

 

 

 

【最後に、就活するあなたへ】

今思えば、業界や仕事のことを分かった気でいたけど、なんも分からず就活していたなと。

化粧品のOEMメーカーの存在も知らなかったし、BtoBもあんまり知らなかった。ネームバリューに囚われていたのだ。

 

あと、研究で受ければよかった。別に大学で研究がんばってなくても、企業の研究開発とは全く別物だし、私がやりたいのは開発だから、基礎研究を希望しなければいい話だ。

逃げていただけだった。

 

ESも、もっといろんな人に相談して1個1個見てもらうべきだった。

そして早い段階からもっとたくさんESを出すべきだった。

 

あと、受ける企業はせめて最終面接前には、口コミや5ちゃんの情報を見てた方が良い。

 

まぁとりあえずこれから就活の人には、受ける企業や業界のことをしっかり調べて、そこで何をやりたいかの明確なビジョンを持つ。

ESを早い段階で良いものを作って(色んな人にアドバイスもらう)インターンに応募する。

 

これしたらもうほぼほぼ大丈夫です。

 

あとは見た目気をつけて、女はまじでちゃんと化粧しよう。男もせめて見た目だけで100%ヲタクにならないよう、周りの人からアドバイス貰おう。眉毛、肌、髪の毛、整えよう。

あと、やっぱ限界就活期、めっちゃデブと遭遇した。痩せろとは言わないけど、それをリカバーできる何かを持ってないとキツいかも。

 

まぁこんな後悔はたくさんあるけれど、こんな怠惰でブスでデブな私でも、時間はかかったものの内定がもらえました。

 

だから、あなたも絶対もらえます。求人数と新卒の数的に、絶対もらえるんです。

 

あとは運もあるので。

 

だから、あまり思い詰めずに、焦り過ぎずに。

 

あなたは存在しているだけで素晴らしいです。

落とされたって死ぬわけじゃないし。

 

まぁ私も就活2年目でまだ内定ないんでね、ハハ(出典 NMB48大田莉央奈ちゃん)

がんばりましょう、がんばります

 

次は就活2年目の話です。

 

さくら